穀粒判定器RN-700-大米品質(zhì)判定儀

本年の6月より、世界となる「お米のオンライン畫像取引」が行われています。

「お米のオンライン畫像取引」といっても、ネットスーパーで商品畫像を見(jiàn)てお米を買うといった、私たち一般消費(fèi)者の話ではありません。
消費(fèi)者へ屆く前の卸売りの現(xiàn)場(chǎng)で、現(xiàn)物を目視することなく取引するという話です。一聴すると當(dāng)たり前のように感じますが、現(xiàn)場(chǎng)で現(xiàn)物を見(jiàn)て売買することが常識(shí)だったお米の世界では、大変革新的な出來(lái)事なのです。

今回、全國(guó)米穀工業(yè)協(xié)同組合（全米工）での取引の様子をお伝えします。

全米工はお米の中でも「特定米穀」といわれるものを生産卸売買している企業(yè)の組合です。

オンライン取引は、この「特定米穀」の卸売買で始まっています。

特定米穀とは

この特定米穀は、私たちがお店から購(gòu)入する主食用のごはんとして食べる以外の用途、例えば外食用、せんべいなどの米菓、焼酎の原料などに加工するお米のことを指します。

お米は収穫されると、まずふるいにかけられます。ある一定のふるい目以上のサイズのお米だけがお店に並びます。サイズが小さかったり、砕けていたりして、ふるいから落ちたものを無(wú)選別の特定米穀といい、さらに選別により「中米」「特定米穀」に分けられます。

オンライン取引への経緯

従來(lái)の席上取引會(huì)は、持ち込まれた米穀をカルトンと呼ばれるお皿に広げて、機(jī)の上にずらりと並べ、參加者が粒の品質(zhì)を判斷して、競(jìng)りが行われてきました。品質(zhì)規(guī)格などは存在しない世界なので、目利きによる価格決定が行われていました。

近年では、穀粒判別器の性能が向上し、器械による測(cè)定値も添付することになりました。參加者の目利きに加え客観的なデータも參考にするためです。

穀粒判別器は、國(guó)內(nèi)メーカー數(shù)社から市販されており、それらを組合內(nèi)で比較検討したそうです。特定米穀は形や色もさまざまですが、それらを包括的に測(cè)定ができた當(dāng)社の穀粒判定器RN-700だったとのことです。そういうわけで現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では、穀粒判定器RN-700のデータを添付しています。

折しも本年は、感染拡大防止のため、多人數(shù)が集まる従來(lái)型の席上取引會(huì)の開(kāi)催を一旦停止していました。

そこで、せっかく器械を?qū)毪筏茀⒖讥签`タが増えたのであれば、現(xiàn)物寫真にデータを添付して、ウェブ會(huì)議のインフラを使って取引會(huì)ができないかと全米工が歩を踏み出したのです。

取引會(huì)の様子

持ち込まれた米穀を、穀粒判定器RN-700で測(cè)定します。

従來(lái)通りカルトンに載せます。

米穀の載ったカルトンにデータを添付します。

RN-700ソフトウェアから出力されるグラフデータも添付し、ウェブ會(huì)議アプリケーションで共有します。

席上取引會(huì)と同時(shí)にウェブ取引會(huì)が行われます。

この日も、目の前で買い注文が入り、実際に取引が成立しました。

器械を?qū)毪筏郡妊预盲皮狻⒁?guī)格がないことには変わりがなく、価格を決めるのはあくまで參加者同士です。交渉により柔軟に価格が決定され、取引が進(jìn)むさまは面白くもある一方、実際にお金が動(dòng)いていく迫力のある現(xiàn)場(chǎng)でした。

技術(shù)的には、會(huì)場(chǎng)に現(xiàn)物を持ち込まなくても、スマホでの畫像データと穀粒判定器の測(cè)定データさえあれば、どこからでも入札、応札ができるので、參加者の裾野が広がっていくことは想像に難くありません。今後の経緯も楽しみに見(jiàn)守っていきたいと思います。